独身と子持ちの違い
「主婦(夫)歓迎!」というコピーはあるのに、「アラフォー独(毒?)女歓迎!」はない。
「子どもの体調不良にも考慮します」という結果的にドタキャンすることが許されても、「事前に休みを申請して遊びにいくため休みたい」というと嫌な顔をされる。
社会経験がない専業主婦はOKだけど、社会経験豊富なアラフォーはお呼びでない。
この違いについて考えてみた。
もちろん、個人差はあるという前提だけど、ブランクのある主婦よりも現役で働き続けてきた独女のほうが即戦力になるはずだ。
(自分のことではなくて一般的に)
休みのリスクを考慮しても、独女に軍配があがる。
それでも主婦を雇うのは、企業が責任をとりたくないあらわれではないのだろうか。
一度雇ってしまうと解雇しにくい。
リストラしなくちゃいけないときだって、人事は相当ストレスを感じるだろう。
そんなとき、旦那が働いている主婦ならば、ほかにも収入があるからちょっとは胸が痛まない。
そんな理由なのかも、と思った。
困ったときにはクビをきる前提での採用。
もうひとつは、独女に対する社会的な信用がないこと。
この年になって結婚していないだけでなく、職を探す人間なんてだめなやつに違いない。
そう思われているのでしょう。
単なるバイトの場合は、正社員の仕事が見つかったらやめるだろうから定着しないと思われる。
だったら「短期歓迎!」なんて書くな。
どの推測も、ひがみでしかないことはわかっているんだが。
保育所問題等々、子持ちが働く環境が整っていないというけどさ、仕事を選ぶからそう思うだけでじゅうぶんだと思いますよ。
夫がいる、そして働いていれば、どんなに苦しくても1円以上の収入があるわけだし。
こっちはひとりしかいないから、自分の仕事がなくなると0になる。
仕事を選ぶもなにも、年齢で断られる。
ママが働きにくい環境と思っている方たち、たしかに思うようには働けないかもしれないし、もっと改善されるべきだとは思うけれど、もっと厳しい環境におかれている人がいると知ればどれだけ恵まれているかわかるはず。
こう不満をぶちまけると「お前のスキルが低いから」といわれそうだが、年齢などをふせたWEB経由の書類審査はほぼ落ちたことがない。
人間性には難があるかもしれないが、最低限のマナーと接遇は身に付けている。
容姿については改造しないとどうしようもない。
ここをつっこまれると痛いけど、接客業を何年かやっていられたので、目の保養にはならなくても不愉快にはさせないと思い込んでいる。
そんなことを朝から考えながら職探しをしていたら、いくつかいけるかも? という会社をみつけたのでアタックします!