底辺からなんとかはいあがろうとするも、やる気のないダメ人間の怠惰な日常

年甲斐もなくけばけばしくなる

過去に水商売は未遂におわったものの、化粧の濃さとかやり方とかを事前に学んだことは勉強になった。

ただ濃いだけじゃだめ。超特濃でないと。

自分ではいかにも塗ってます!感満載だと思うんだが、それでも「薄い」といわれた。

店の照明の問題もあるだろうけど、たしかにagehaとかに出てくる人を見てると盛り盛りだから、あのくらいじゃ全然だめなんだろう。

 

そんなことを思い出し、最近またメイク方法を研究している。

昼の仕事だって、どうせ雇うならマシな顔の人のほうがいいでしょ。

同じスペック・条件なら、好きな顔を選ぶのは当然だ。

練習だから100均の安物で、だけど。

 

若い頃には手を出さなかったつけまつげ。

あれ、すごいね。マジで目がでかくみえるようになる!

まだうまくつけられなくて四苦八苦しているが、ブスがややブスくらいにはなる。

若い子がこぞって使うのがわかるわ。

 

そしてアイプチ的なもの。

これも顔つきがかわるね。

またしてもうまく使いこなせず不器用にはつらいアイテムだが、これは練習する価値がある。

 

鏡の中の自分だけど自分ではない存在をみて、メイクってすげーとひたすら感心しているわけだが、この顔ではまだ家から一歩も出ていない。

なんか恥ずかしいから。

いままでもがんばって化粧をしていたけれど、友達は知り合いはその顔=私だと思っているわけで、いきなりつけまで変身した姿を見られたら「こいつ、この年で何を色気ついていやがる」と思われるのがいやだ。

私なら絶対にそう思うもん。

なので、どうせやるなら徹底的に! と思って、ウィッグの導入も考えている。

完全に顔も髪型もかえてしまえばバレないだろうという魂胆だ。

 

そもそも、うちの近所に知り合いは住んでいないから心配する必要なんてないんだけど、そういうときに限ってなぜか遭遇しちゃうと思うと気が気でない。

そして、その顔で仕事にありつけたとしても、仕事帰りにどこかへ寄り道したり、友だちと会ったりすることはできない。

制服のようなものだ。

はたしてうまくいくのか。