マニキュア
10年以上ぶりにマニキュアを塗った。
爪が重い。
毎日こんな状態で暮らす女子たちはジャマじゃないのかしら?
子どもの頃通っていたピアノ教室で、爪をのばしすぎないように指導されてから、少しでものびると切るクセがある。
学校の衛生検査で「手のひら側から爪が見えたらアウト」といわれたこともすりこまれているので、いつも短め。
今回は爪ものばしてみたのだが、汚れがたまりやすくて萎える。
パソコンのキーボードもうちにくい。
この状態で仕事をし、家事をこなす世の中の女子はかなり器用だ。
さすが匠の技でメイクするだけのことはある。
マニキュアが乾くまで待つ忍耐力もたいしたものだ。
こうしたスキルを身に付けることで「女子」という生きものになれるのだろうか。
女子の必須教科にまじめに取り組まず、適当にごまかしてきたから喪女のままともいえる。
女子は一日にして成らず。
女子力アップのためにはまだまだ修行が必要そうだ。