脱・喪女のメイク術
この1か月、仕事探し以上に力を入れたのがメイクの練習。
ブスが人権を与えられるレベルになったものなのでたいして変わらないのだけど、それでも「人」の顔にはなったと思う。
その一部を紹介しよう。
稚拙すぎて参考にはならないかもしれないが。
まずはアイメイク。
とりあえず「つけまつげ」はマスト!
マジで目の大きさが変わるから。
100均のものでも全然OK、あまりにも毛が増えすぎると自分的に違和感があると思うので、ナチュラル系を選んだほうがいいと思う。
私が愛用しているのは、キャンドゥやセリカで売られている「内緒のつけまつげ」シリーズだ。
本当に自然な感じだし、だけど猫目やたれ目も実現できて便利。
猫目ハーフをさらにつけると、よりゴージャス感を演出できる。
セリカで売ってたみん100の「たれ目強調 スウィートこねこ(ブラウン)」もいい感じ。
100円だからすぐにダメになるし、証明写真を撮ると見事に効果が薄れてしまうのだけど、短時間の接近戦には耐えられるはず。
つけまをとっても大きく印象はかわらないけれど、つけただけで「あれ、自分、いけてる?」と思えることは大きい。
下まつげは専用アイテムをつけても違和感ありまくりなので、マスカラで何とかするのがいいのかも、
肌につかないように、ティッシュやいらない紙を敷いておくと、それだけで強調することができる。
一重問題については、無理にテープやノリを使わないほうがいいかも。
ファイバーやばんそうこタイプなどいろいろ試してみたけれど、素人には難しすぎる。
それをメイクでごまかすスキルも必要だし。
ただ、毎日のようにこれらのアイテムを駆使していると、二重っぽくなっていく。
加齢によるたるみともいえなくはないけれど、左目はクセがついたのか、何もしなくても二重になってきた。
こうなるとメイクが楽!
目頭に指を当てて。中心に寄せるようにしたときにできる線を二重のラインとし、それをキープできるように二重グッズを活用しつづけると、そのうちまぶたがあきらめてくれるでしょう。
40年近く一重を守り続け、「頑固な一重でもOK」という商品でも太刀打ちできなかった頑固な一重でも、毎日続けることで何とかなっている。
肌作りも重要だ。
とくにアラフォーはシミや毛穴など、すっぴんではぶっちゃけきついこともある。
土台をしっかり作っておかないと、どんなにメイクをがんばっても「気合だけのオバサン」になりがちなので要注意だ。
毛穴については課題でもあるけれど、しっかりベースメイクをしてリキッド系で肌を整えたあとに保湿して、パウダーをはたくとそれなりに見える。
リキッド系は叩き込むように、パウダー系はさらっとつけるようにすると、年齢を多少ごまかせるかもしれない。
今日の面接でも、履歴書の年齢を見て驚いてもらえたので、素肌をしっかり作り上げることは大切といえよう。
いまは収斂化粧品の代表ともいえる資生堂の「カーマインローション」で整えているが、ぱっかーんと開いた毛穴には太刀打ちできず。
コンシーラーや下地などで埋めまくっている。
粉をたたきまくるとオバサン感が強まるので、筆でつけるのがおすすめ。
これは子どもができて化粧を手抜きするようになった友だちから学んだことだ。
プレストパウダーだけで済ませようとすると、水分量の少なくなったアラフォーでは浮いたように見えてしまう。
それなら、粉を軽くのせたほうが素肌感を実現できておすすめだ。
そのほかには、シェイディングをしっかりする、求める顔の印象にあわせてアイラインの角度を変えるなど。
たれ目を意識しすぎてアイラインを下げまくったこともあるが、私の顔にはあわなかった。
それよりも、茶系のアイラインをふんわり入れて、黒のアイラインをちょっと跳ね上げて入れたほうが目元がはっきりしてきた。
黒のアイラインだけはリキッドの1000円前後のものを使ったほうがいいが、それ以外は100均でもOKだ。
私もアイライナーからシャドーまで、100均アイテムで練習してきたが、自分の顔に何が合うか試すには、肌が極端に弱くなければじゅうぶん、
チークも、おてもやんにならないように、頬骨のあたりに入れるようにすると、シミも隠れて便利だ。
こうして人並みの顔を作り上げる努力をしている。
てきとーに済ませれば30分、しっかり作りこむと1時間ほどかかることも。
これだけでブスに生まれると、時間も金も、もったいないことがわかる。
「女子は勉強できても愛されなければ意味がない」というHKT48の歌詞が「女性差別」だと話題になったりしたようだけど、これは真実だよね、
偏差値70のデキる女子よりも、バカでも愛嬌のある女子のほうが男に求められる。
見た目を重視する男が多い以上、それにあわせることも種の保存のためには必要ではあるから。
それで本人が幸せならいいんじゃない?
需要曲線と供給曲線がまじわるところが均衡価格でもあるんだから、結婚したい人がこれを狙うことは間違いではないし、それを求める男を否定するのは間違いだろう。
人間だって動物なのだから。