めんどくさがりや
家にいるときは、ほとんどパソコンの前にいる。
テレビも近いし、メイクや食事はもちろん、寝るのもこのあたり。
移動するのはトイレと風呂くらいか。
台所は狭くて料理をする気になれないから、あんまり使わないし。
料理はできないわけではなく、むしろ人並み以上にできると自負してはいるが、本当に狭いからやだ。
ロフトで寝られるのにほとんど行かず。
だって、夏は暑くて冬は寒いんだもん。
断熱性が低すぎる。
自分のいる場所を中心にものをおいていくので、汚部屋すぎて困る。
毎日が障害物競走。
平衡感覚が養われまくりだ。
人は食べたり寝たりしないと死ぬが、掃除をしなくても死なない。
病気になることはあっても、すぐには死なない。
幸い、昭和生まれの雑菌力が発揮されているので、目だったトラブルもない。
誰かに迷惑をかけるわけではないし、掃除って本当にめんどうだし、モチベーションがあがらない。
風水上は最悪だけど、きれいにしたって運気なんかあがらなかったYO!
友だちはもちろん、親すら家に呼ぶつもりはないので、何かに支障をきたすまではこのままでしょう。
放置しまくってるものが多いから、家にあるものの半分以上はいらないものだと思う。
実際にいらない。
でも、捨てるとお金がかかるものもあるし、何から手をつけていいかわからなくてそのままだ。
毎日少しずつっていうけどさ、そんな時間があったらほかのことをしたい。
そのくらい、掃除についての優先順位が低い。
たぶん、掃除をするか、難関資格の勉強をしなくてはいけないか、どちらかを選ばなくちゃいけないなら勉強するわ。
学生時代に大嫌いだった漢文の勉強をしてもいい。
五言絶句も覚えまくるぜ。
すっごくきれい好きな人と付き合ったときには、すっごく大変だった。
家に姑がいるような感じ。
きれいの基準が違うし、相手の家では動くだけで怒られそうで苦痛だった。
だから続かなかったんだけど。
だからといって、家に鍋が転がっている家はイヤだったわ。
さすがにあれはない。
目くそ鼻くそレベルではあるが、食器類を床に置いたらおわりだと思う。
片付けないとものをなくすというけれど、一瞬、どこかへ行ったと思っても、結構すぐに見つかる。
貝塚というか、地層というか、積み上げられたものたちのなかから、さくっと見つけ出せたりする。
記憶力は悪くないので、どこにあるか意外と覚えているのだよ。
そうした無駄な能力がさらに掃除から遠のかせる。
とりあえず死ななきゃいい。
やばくなったらそのときに考える。
キリギリスのような人生だもん。