底辺からなんとかはいあがろうとするも、やる気のないダメ人間の怠惰な日常

おもしろいこと

おもしろいと感じる基準は人それぞれ。
正解はないのだけれど、その人の趣味嗜好や知識レベルによって差があると思う。
どんなにトークが上手でも、野球に興味がない+話し手に関心がなければおもしろくない話になる。
おもしろいと思わせるには、まず自分に関心をもってもらわなくちゃいけないし、それから野球のことを説明して最後におもしろい話をしないといけない。
そのころにはおもしろさは半減しているかも。
野球に興味のない私はこう思う。

人を学歴で判断したくないけれど、やはり最低限の教養がない人には話が通じないことがある。
そんなことも知らないの?と思うことはしばしば。
でも、それはあくまで私の基準であって、向こうはゲームとか下ネタとか、向こうなりのおもしろいと思う基準をもっている。
それを知らない、興味がない私はつまらない人間ということになる。

職場のギャルはとにかく下品な話が好き。
セックスがうまい、へたとか、そんなことで大盛り上がり。
私は下ネタが嫌いというわけではないけど、もうそんなことで盛り上がる年頃を過ぎてしまったのでついていけない。
というか、最初からコースアウトしている。
それでいいのに、気を使って輪にいれてこようとするから困る。

とりあえず無難に適当な返しをしてみるが、そうするともっと遊ばないと‼という、謎の上から目線のアドバイスが。
たしかに遊んではいないけれど、ギャルたちの話を聞いているとたいしたことはしてないんだよね。
仲間内で初めてキスした中学生が自慢げにふるまっているけど、じつはグループ外にもっとすごい人がいた、みたいな感じ。
私がギャルよりすごいことはないと思うけれど、もっとすごい人をたくさん見てきたから、そんなことでいきがる姿が哀れを通り越してほほえましく感じる。
そんなことをこっそりおもしろいと思っているわけだが、彼女たちにはわからないことだろう。

ここでも美人ギャルはすばらしく、下ネタにのりつつも、他の人の微妙に難しい話にも食い付きがいい。
わからないことを恥じるのではなく、それを知りたい、知ることを楽しいと思っているようなのだ。
こういう人はモテて当然。
女の私もベタぼれだわ。
しばらくシフトがかぶりそうにないので、仕事中のオアシスが奪われた気分だ。
私にないものをたくさん持っていて、こうなりたいと思うけれど、絶対に無理なことはわかっている。
そもそも、あの美貌がないし。
あれは彼女だから素敵だともいえるので、私も私なりの素敵なところを見つけていきたい。