迷惑メールなのにマジメか!
ここ最近、19時を過ぎると同時に海外からの迷惑メールが届く。
それまではまったく送られてこないのに。
謎の組織が人を雇い、出勤時間になるとともに送信スタートしているのだろうか。
私のアドレスは「名字@ドメイン」だからか、ちゃんと名前で呼んでくれる。
たとえば、メアドがyamada@~だとしたら、
Hi! Yamada!
Dear Yamada
という感じ。
外国人なのに日本の名字を認識しているのが不思議。
割と平凡な名前なのでリスト化されているのかもしれないけれど、名前とは無関係+ほかの数字や文字列を組み合わせたメアドに届く迷惑メールでは、名前を呼んではくれないから、名字かそうでないか判別できる人が組織にいるっぽい。
そこまでしてよその国の見知らぬ人に届けなくてはならない情報があるのだろうか。
気になって迷惑メールフォルダを見てみたら、
・あなたが探しているであろう、とっておきのお金の作り方
・女性用バイアグラの特売情報
・国際的な大企業で働くアントワーヌから、月収2500~5000ドルで働いてほしいというオファー(だけど差出人は私のアドレスで、ベリンダ、アーチーからも同じ文章が届く)
・あんたはポルノ界で最高の俳優だよ!という謎の賞賛
・恥ずかしがるな!これさえあればきみの棒はカチカチだ!(バイアグラ的なものだろうと推測)
・extasy ppills(エクスタシーピルのスペルミス?)
・脳に悦楽を、体に幸福を
・今ならコピーソフトが90%オフ!
・最新のサングラスが90%オフ!
・昨日送ったファイルの日付が間違ってたので再送するよ
URLからウィルスに感染させる、あやしいものを売りつけるという意味ではまだやつらにも送る目的があるのだろう。
でも、自分のアドレスからメールが送られてくるのに、連絡先やURLなどをまったく書かないのは無意味ではないか。
バイアグラ的なものをすすめられることが多いけれど、もしも「これがほしい!」と思ったとしても購入できない。
やつらはただメールを送っただけ。
インターネットを活用したピンポンダッシュのようなものか。
そういう意味では迷惑だから、受信者を困らせたいという目的なら達成されているのかもしれない。
これから0時まで迷惑メールタイムが続き、休憩を挟んで深夜2時くらいから仕事を再開するサイクルのようだ。
こういう仕事があるとしたら、どのくらいのお金をもらえるんだろうか。
システムを組んで自動的に送っているのだろうけど、元締めはいくらくらい儲かるんだろうか。
あらゆることが謎であるが、なぜか生真面目っぽいし、別のことに時間を割いたほうが有意義な気がする。
そして、この無駄な労力を労働にかえれば、意外と出世する可能性がありそうだ。
海の向こうの見知らぬ人に伝えてあげたいが、レスする気はまったくない。