男のプライド
アラフォーになると男を選り好みしている場合じゃないとはよくいわれる。
でも、絶対に譲れない条件のひとつに「学歴」がある。
自分よりも低学歴の人とはうまくいかないから。
私は相手の学歴を気にしないけど、相手がどうしても気になることが出てくる。
それは知識差ではなく、ケンカしたときなどに「女のクセに」という言葉で放出される。
あ、この人、コンプレックスだったんだ。
そう思うとさめる。
すべての人がそうだとはいわないけれど、多くの男はやっぱり女を自分よりも下に見たいものだと思う。
学歴や収入など、何かしら自分よりも秀でた場合は疎ましく感じるというか。
それを最近、ものすごく感じる。
それは学歴ではないんだけど。
「ポケモンGO」である。
世間話でやってますよーみたいな話になったとき、自分よりもレベルが上だとすっごくつまらなそうな顔になる。
自分が持っていないポケモンをゲットしていると悔しがる。
え? そんなことでも負けないとダメなの???
合コンとか男女の出会いを求める場でもないのに?
こんなことくらいで「お高くとまって」といわれても。。。って感じ。
悔しかったら課金してでも超えてみろ。
たかが20そこそこなんだから。
暇だからこれしかやることないんですーといってあげると、「おれは仕事が忙しいから仕方がない=こいつに負けた理由ができた」と、態度がころっとかわるあたり、負けず嫌いというか、くだらねぇ男だと思う。
どんだけ女に負けたくないんだ!
そこで適当にかわすことがモテへの道。
それは茨どころかブラックホールのような世界である。
そりゃ、「合コンさしすせそ」が活躍するわけだ。
とにかく「すごーい」とおだてればいい。
職場でモテたいとは微塵も思わないけれど、処世術のひとつとして学んだことだ。
社会って難しい。