底辺からなんとかはいあがろうとするも、やる気のないダメ人間の怠惰な日常

傷物同士

若い子の恋愛なら、元カレ・カノのことなどが気になるかもしれない。

どんな相手でどんな付き合いをしてきたのか……。

アラフォーでも多少は気になるけれど、それは興味本位だったりする。

よくいえば、相手をもっと知りたいから。

知ったところでどうなるわけでもないし、過去に何かあって当然なのだから、気にしたところで無意味である。

 

私と彼もそんな感じ。

昔はどんな恋愛をしていたのか互いに話すこともあるし、どこそこへは元カレといったといってもそれで機嫌を悪くすることはない。

そうなんだ、ふーん。

というレベル。

 

過去の恋愛ではいい思いをしてきたことはない。

いまではどうでもいいと思えるようになったけど、しばらく死んでしまえばいいのにと本気で思っていたほど憎んでいた。

それでも、交際中に相手から学んだことはある。

そうしたことを今カレに話すと嫌がられるものだが、それが現在に役立つものであればむしろ喜んでもらえることに驚いた。

そういう達観した人もいるのか。

逆に、私が相手からその手の話をされることもあるが、全然気にしていないことに気付いた。

 

若い頃のキャピキャピした恋愛もいいけれど、こうした大人の付き合いもいいね。

それこそ背伸びをすることもなく、等身大でいられるのがうれしい。

お互いに相手を受け入れる準備ができているからか。

無理なく付き合っていけそうだと勝手に思っている。