底辺からなんとかはいあがろうとするも、やる気のないダメ人間の怠惰な日常

ギャルのコミュ力

また新たなギャルにエンカウント

いままで会ったスタッフのなかでも飛びぬけた美人で、モデル並みの美貌だけどギャル。

すごくやさしくて明るいし、性格も美人だけどギャル。

どうしてこうもギャルしかいないのか。

そして、こんなにもギャル率が高い店なのに、ギャル要素がまったくない私がなぜ採用されたのか。

わからないことだらけだ。

 

ギャルはどんな人が相手でも話題を提供できるし、ノリもよい。

もちろん、コミュ障の私にも流れるように話を展開してくれる。

どうしてあんなにコミュ力が高く、どこでも自分の居場所にできるのだろうか。

どんな生き方をすれば、あのノリを作り出せるのだろうか。

同じことをやっても自分にはマネできないだろうし、同じことをしたいとも思わないけれど、あの生命力の強さは見習いたい。

 

いままでギャルとの接点が皆無だったこともあり、おそらくこの数日で、一生分のギャルと接したような気分だ。

そして、ギャルといってもさまざまな生き様があることがわかったが、総じてコミュ力が高いことに驚いている。

見た目からこわそうなイメージがあり、非ギャルのことなど受け入れてはくれないと思い込んでいたが、誰でもウエルカムなあのフレンドリーさはほれる。

偏見に満ちあふれていた自分を恥じた。

 

でも、友だちにはなれないな、きっと。

仕事上の付き合いくらいならいいけれど、趣味とか違いすぎて一緒に遊ぶことはないだろう。

向こうもそう思っているだろうけど。

だって、クラブなんか行かないもん。。。

踊りなんてBON DANCEを少々、そんな人間とギャルでは、たとえ同じクラスにいたとしても、一度も弁当を一緒に食べずに卒業していたことだろう。

中学だったら席が近ければ、強制的に同じ班で給食を食べていたかもしれないが、遠足や修学旅行では同じ班にはならないタイプ。

ヤンキーとは仲が良かったけれど、ギャルはまた別。

こうして一生まじわることがないはずの人種と接点を持つことは新鮮だし、刺激にもなる。

労働は大変だけど、なかなか興味深い体験ができている。

 

労働のもうひとつのメリットは、ダイエットになること。

たいして働いてはいないんだけど、2kgも減った。

勤務時間が中途半端だから食事のタイミングがつかめないこともあるし、気苦労で食欲が落ちたこともある。

健康的ではないけれど、そもそも今の体重が健康的ではないからいいか。

腹の脂肪はメダカの栄養袋のようなもの。

こちとら何十年とためこんでいるんだ、ちょっとのことではびくともしないぜ。

本当はびくともしてほしいけれど!