緊張
ニートがギャルにまみれるという、社会復帰戦としてはかなりの荒療治をしていることもあり、緊張しっぱなしである。
出勤前後はもちろん、仕事中もオフの日もつねにドキドキしている。
仕事だけでなく環境にも慣れず、どうやって続けていけばいいかわからないからだと思われる。
ものすごくいやなわけではないけれど、自分の居場所ではないことは明らか。
そんなストレスが蓄積されている。
美人ギャルのおかげでギャルだからという偏見はなくなり、場になじめるように自分をかえる努力もしてみた。
しかし、人間の本質の部分でまじりあえないことがある。
私には「うぇーい」ができない。
がんばって挑戦しようとしたけれど、やろうとすることがストレスになる。
とにかく1日が早く終わらないかとばかり考えてしまう。
ここで続けるには「うぇーい」ができる人間にならなくてはならない。
それは私のアイデンティティにもかかわることであるが、表面的にでもうぇーいな人種になる努力をしないといけないのだろう。
仕事って大変だ。
バカになれる人は強い。
その意味が痛いほど身にしみる。
殻を破るというか、そもそも自分になかったものを取り入れる努力をしないと。
それができるようになるまで、この緊張はずっと続くのかもしれない。
ストレスで体がボロボロになりそうだ。