底辺からなんとかはいあがろうとするも、やる気のないダメ人間の怠惰な日常

女ってこわい!

ギャルたちとは良好な関係を築けていると思う。

自分にとってライバルではない、おびやかす存在ではないと思われているからこそ、私には害を及ぼさない。

なめられてるともいえるけれど、平和に過ごせるならそれでいい。

 

ボスギャル派閥はネグレクト疑惑のあるギャルを目の敵にしている。

あいつの本性はひどいなど、文句ばっかりいっている。

対してネグギャルは、ボスギャル派閥を悪くはいわないものの、ボスギャルには言いたいことがある模様。

雑談の中にもちょこちょこ不満を漏らしてくることがある。

 

それでも両者が一緒にいるとふつーに仲良くしているのだ。

両方の腹のうちを聞いている身としては、こわーい!としか思えない。

お互いに悪口を私にいうことで、様子をみているのではないかと思えるほど。

さわらぬ神にたたりナシ。

どちらも話を聞くだけで意見はいわない。

噂話や悪口には加担しないという、初歩的な処世術で乗り切っている。

 

女って笑顔で人を殴れるこわさがあるよね。

私も生物学上は女だけど、この感覚にはいまだになれない。

彼女たちも女ってこわいといいつつ、その状況を楽しんでいるようにも思える。

それがさらにこわい。

深入りしないようにして逃げるのが吉。

来週はもっとやっかりなギャルがよそから助っ人に来るらしいので、余計警戒している。

仲良しである必要はないけど、もっと平和に過ごせないものか。

自ら火種を探してガソリンをまいて生きる彼女たちにはついていけないのが本音である。